6月22日 火曜日
電気自動車LEAFでいよいよ車中泊に出ることにした。リーフ専用ベッドをセットし布団を敷いて掛布団で寝るつもりだ。 今日は10時から障害福祉サービスのヘルパーさんに家事をしてもらっていたので、お昼ごろに寿都を目指して出発した。
長橋バイパスを通って、忍路に差し掛かったころ、掛布団を忘れたことに気づいた。 流石にこれがないと寒くて寝られないので、やむなく引き返す。家に着いたときには45分かかっていた。いきなりつまずき、早くも疲れてしまった。
再出発して、途中、然別の蕎麦屋で昼食をとり、岩内のラッキーで充電する。疲れやすい僕だがなんとか疲れも軽減した。今日は久々の晴天だが明日以降天気が悪いので少しでも今日の時間を有効に使いたいという思いもある。
以前、バスを乗り継いで寿都に撮影に行ったとき、車窓を眺めていると岩内から寿都の間に、思わず下車したくなるような美しい海岸があったので、まずはそこに行きたい。しかし寿都に近いというのに一向にそのような海岸は見当たらない。おそらく新しいトンネルに付け替えられたことで、海岸沿いの道路は廃道になったせいだろう。ある程度予想はしていたことではあるが。
寿都の海岸に着いた。U字型の大きな入り江で砂浜が長く続いている。まずはカセットコンロで湯を沸かしてドリップコーヒーを飲もう。

ここはキャンプ地になっておりお手洗いも完備されているのだが、風力発電が近くにあり、風車の低周波の影響か頭具合が悪くなってきたので、できるだけ離れた朱太川の河口沿いに車中泊することにした。
河口付近ではしきりにミサゴがホバリングして魚を狙っているようだ。川沿いのせいか風が強い。明日は日の出ごろには起きたいので早めに寝るためにも、調理してる暇はないので、コンビニで夕食を買いに行こう。もう7時を回っているのにまだ明るい。
ちなみに国立天文台によると、夏至の翌日に当たるこの日の札幌の日の入りは、7時18分で日の出は3時55分だ。
河口から築堤を通ってセイコーマートを探しに行く。両脇はオオイタドリが繁茂し車体を擦っていく。夕暮れ時の川は鬱蒼とした緑に覆われ、ゆったりとしたたたずまいを見せている。LEAFはエンジン音をないので静かにそしてゆっくりと進んでいく。築堤の外側に開けた草地が現れた。その奥に鹿を見つけた。左フロントウィンドウの窓をそっと下げて運転席からレンズを向ける。まだ小さめの体で鹿子斑(かのこまだら)がついている。

逃げるかと思いきや、こちらに走り寄ってきた。


しかし、離れて行ったので、車外に出た。
すると戻ってきてさらに近づいてきた。


好奇心からかもしれないが、しばし僕を見つめたのち、左側の林の中に走り去っていった。もう二度出会う事のない僅かなひと時であったにもかかわらず、駆け寄ってくれたことに愛しい思いを残していった。
セイコーマートに辿り着いたときにはすっかり闇夜に包まれ、自動ドアの前に立ったのに、ドアが開かない。まだ8時頃だというのに閉まったのかと焦ったが、押しボタン式の自動ドアだった。あんかけ焼きそばとキムチにありつくことができた。
河口の築堤に車を止めて夕食をとった。車内を明るくしていると周りが真っ暗で怖いが、電灯を消すと意外に外は見えてきた。夜空の月が満月に近かったのもあるだろう。
車のライトをつけた瞬間、海岸の浅瀬に立っていたアオサギが飛び立ったのに驚いた。夜になっても活動しているとは。月明りで獲物が見えるのだろうか。
婚約者とラインのビデオ通話などして、結局寝るのは12時ころになったが、いつも家で使ってる羽毛布団で眠りについた。
明日は日の出とともに撮影に出られるだろうか。 続く。

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