北オホーツクの旅 6日目    LEAFトラブル

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2022年8月7日 日曜日 

 就寝中、突然「チカチカチカ・・・・・」というような音が聞こえて目が覚める。「大雨でも降ってきたのであろうか。」未明で外は暗く、まだ3時頃だ。

「いや、これは雨の音ではない。」内燃機関車でいうところのサイドブレーキに当たる、電動パーキングブレーキのスイッチ部分が鳴り響いている。メーターパネルもEVシステム異常の警告が表示されている。

朝まで待とうにも音がうるさくて眠れないので、冷静に取扱説明書を取り出して対応法を探した。結局、販売店に連絡と書いてあったので、日産プリンス札幌緊急サポートセンターに電話してみた(3:10)。

状況を説明したが、やはり電話では解決できず、ロードサービスを呼ぶことになった。損害保険会社がを手配してくれるとのことで、加入しているアクサダイレクトに連絡してくれるとのことだった。

深夜にも関わらず、丁寧かつ親切に対応してもらえた。携帯電話での通話は頭具合が悪くなるので、以前はインターネットのみの契約だったが、今年4月にメディエイターの契約が満了したのを機に、格安SIMのマイネオの通話可能な契約に切り替えておいて正解だった

今年2月のブログにも書いた通り、車両トラブルでJAFに電話する際、通話できなかったので、ライン通話で彼女に電話してもらったが、そうしたことをしなくても済むようになった。

その時のトラブルでは、JAFの不手際で7時時間位寒い中待たされたが、自動車保険にロードサービスが付帯されているので、JAFの会員になる必要などないことを再認識した。

 スマホのSMSにアクサから3:48にメッセージが届いており、ロードサービスの到着予定時刻が5:48となっていた。ロードサービスの車両が到着し、私は「こんな時間に申し訳ありません。」と出迎えた。

名刺を交換すると、(有)オートボデーサービス 社長 川口浩輝とあり、稚内から来ていた。とりあえず12ボルトのバッテリーをジャンプスタートしてもらった。

そこで川口さんは「鍵を開けて。」と言う。私は「車の鍵は開いているのだがと不審に思いつつも、車のドアロックを解除する。」川口さんは続けて「鍵を開けて。」というが、意味が分からない。彼のイライラした空気が伝わってくる。

エンジンをかけろ、と言う意味だという事が分かった。電気自動車はスイッチを押してモーターを起動させるので、そもそも内燃機関車とは違うのだ。マウントされた感じで不快な気分になった。

朝は頭が重いうえに、初めて買った車がLEAFなので中々意図が汲み取れなかった面もあるかもしれない。あとアスペルガー症候群の特性として、はっきり言われないとわからない、という特性上の問題もあったかもしれない。

起動スイッチを押すと、それまでは動かなかったのが、アクセルを踏めば動くようになった。ただメーターパネルにはEVシステム異常との警告が出ている。

先日行った、稚内の日産ディーラーの開店を待って電話することにした。川口さんは小樽までレッカー移動しなければならなくなるんじゃないか、と言われたので、最悪そうなると、稚内から列車で帰ることも想定しながら暗澹(あんたん)たる気持ちになった。

 川口さんは帰り、猿払川を見ると、上流側で見た翼のないコハクチョウが水面を泳いでいる。

7:53

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キャンプ用のガスコンロでご飯を炊いて食べた。旭川日産自動車(株)稚内店に電話すると、修理の受け付けは3時ごろまでできないと言う。まずは稚内に行って、それまで充電やコインランドリーで洗濯でもしてよう。

 途中「セイコーマートさるふつ」で天然水2リットルを買い(11:32)、海岸線を進んでから左折し山間部を抜けて稚内に向かった。先日と同じくショッピングセンターのシティ稚内店で急速充電し(12:49~13:19)、イチゴミルクを買った。

2回目の充電をしている間(13:24~13:54)に、同じ敷地内にあるモスバーガーで昼食を取った。大豆ミートのハンバーガーがあったので2個頼んだ。本物の肉と遜色ないほど美味しかった。

3時まであと1時間しかないが、近くのコインランドリーに向い洗濯をしたら時間が足りないくらいで、急いで日産に行ったが、まだ他の修理が終わってなかった。

待っている間、空いている窓際の席に座ろうとするが、日差しが強くスクリーンを下げようとするが下がらず、女子店員に話すとスクリーンがさがらないとのことで、笑顔で奥の席に案内してくれた。

マスク越しではあるが若くて可愛い女の子で、ジュースとお菓子を持ってきてくれた。店内は新しく、広く開放的でとても雰囲気が良い。私の修理が終わると椅子に腰かけている私の前で、若い男の整備士が膝をついて説明してくれた。

12ボルトバッテリーが上がったのではないかとのことで、モーターを回転せずに電気を使っていたのが原因とみられる。「メーターパネル上に両方向の矢印(←→)が点くのがわかりますか。」問われたが、それが点灯してるとモーターが回転して充電されるという。これまで知らずに使用していた。

内燃機関車でいうとアイドリングして電気を使わないとバッテリーが上がるのと同様だ。お礼を言って店を出たが、修理費用を払っていないことに気づいた。

小樽のディーラーに比べるとはるかに感じがよく、素晴らしい対応の店であった。しかも旅の途中の一見さんであるにも関わらずだ。

もう時間も遅いし、近くの北海道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場で車中泊することにする。スマホのナビを利用してキャンプ場に辿り着いた。かなり充実した施設の受付で、料金は障害者手帳があると1000円も割引になったが、少しでも持ち物を減らすために持参しなかった。

「1700円出すけどよろしいですか。」と言われ、正直高いなと思ったが、他に探す余裕はなかった。場内はとても広く、炊事場やトイレはもちろん、シャワー室や分別してゴミを捨てる場所もあった。

フリーテントサイトにLEAFを止め、ガスコンロでご飯を炊いた。バイクで来てる人も多く8割がた埋まっている印象だ。

本日の旅費交通費:キャンプ場代1700円

“北オホーツクの旅 6日目    LEAFトラブル”. への2件のフィードバック

  1. hitomiribeka のアバター
    hitomiribeka

    色々大変な事があったんだね(•ᴗ•; )

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    1. Stauros Yonatan    スタウロス・ヨナタン のアバター

      今後の旅に生きてくると思うよ。

      いいね: 1人

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