野鳥の動物園・バードパーク

Published by

on

2015年10月6日 クアラルンプール5日目

 今日でクアラルンプールもとうとう最終日となった。深夜発の夜行便で帰国しなければならない。それまでに流石にFRIMに行く程の余裕はないので、近くのバード・パークに行くことにした。

アミーゴホテルからクアラルンプール駅を越えたところで、1時間も歩けば辿り着くだろう。バード・パークは野鳥の動物園のようなところで、東南アジアの鳥がたくさんいる。部屋の荷物はバックパックに詰めてフロントに預かってもらい、カメラを持って出かけることにした。

チェックアウトの為、フロント前の椅子に座って待っていると、隣に白人の若い男性がいたので、どこから来たのか聞くとハンガリーとのことだった。どの位旅をしてるか聞かれたので、4泊6日と答えたら、日本人は短いと言われた。

その後、若い色白のアジア人女性が入ってきた。マレーシアでは小麦色の肌のアジア人女性が多いので、色白のアジア人女性は新鮮に映る。どうも日本人のような感じがしたので、声をかけるとやはりそうだった。

丁度お昼時だったので、ランチに誘ってみると、荷物を部屋に置いてくるので待って欲しいと言われた。初日に夕食をとったオールド・チャイナ・カフェに行った。彼女は仙台でスナックを経営しているとのことだが、決して派手な印象ではない。

バツイチとのことで37か38歳とか言っていた。僕はついつい「アラフォーですね。」とまた余計な言葉を返してしまった。それで気まずい雰囲気になったわけではないが、40過ぎならまだしも、手前の女性に言うべきじゃないと後悔した。

食事を終えしばらく通りを歩き、分岐に差し掛かったところで別れた。彼女は2週間も1人で旅をするとのことだった。日本人にしてはかなり長い。僕の事を日本で待っているひとがいる。連絡先を交換することもなく、僕はバードパークの方へ向かった。

 スマホもタブレットも持ち合わせていない私は、ガイドブックの地図を頼りに歩いたが、中々バード・パークが見えない。途中、4人ぐらいの男の若者たちに聞いたが、要を得ない答えだ。陽射しはないが蒸し暑さが体にこたえてきた。

しかしバードパークへと続く坂道となり到着する目途がたってきた。もうあと少しだろうという時、タクシーがやってきて運転手さんが「乗らないか。」と勧めてくる。「No thank you. near hear ! ありがとう。近くだから結構です。」そんな感じの片言英語で断るが、「Free free ! 無料だから。」と言って、しつこく勧めてくる。

気さくで明るいインド系っぽい中年男性で、悪い人じゃなさそうなので、無下に断るのもつれないので乗ってあげた。案の定、すぐにバードパークの入口に着いた。すると運転手は代金を求めてきた。乗れ乗れ詐欺とでもいうのか。もちろん断って降りた。日本じゃ考えられないが、憎めない人柄で不思議と悪い気分にはならなかった。

入園料を払って中に入った。園内は家族連れなどで賑わってきた。サイチョウなど一部の鳥は檻に入れられてかわいそうだったが、基本的には頭上に網が張り巡らされて園内を自由に飛び回ることができるようになっていた。旭山動物園のような行動展示の鳥仕様という具合だ。

サイチョウとは嘴が大きいとてもユニークで希少な鳥で、マレーシアを象徴するような野鳥だ。彼女にお土産を頼まれていたので、お店に入りおそろいのサイチョウのキーホルダーを2個買った。

バードパークの入園口に戻り、来た道とは反対の左側の道から帰ることにした。道なりに下っていくとクアラルンプール駅の裏手に辿り着き、無事にアミーゴホテルに戻った。

 ホテルではお金がなくて両替に行こうとしたとき、デポジット返金しようかと言ってくれた親切な中年の女性スタッフがいた。汗をかいたのでシャワーを貸してくれないかと頼んだところ、快く貸してくれた。屋上の職員用のシャワーだった。

トイレは客室用とは違い、トイレットペーパーではなくマレーシア特有のホースでお尻を洗うタイプだった。シャワー後、預けたバックパックから着替えを取り出して着替えた。時間には十分余裕があるはずなのだが、間違いなく搭乗できるのか不安もあり、心なしか気持ちが急(せ)いていた。

階段を降りた1階の出口で、見送りに来てくれたスタッフの女性に、温かい対応をしてくれたお礼に日本へ持っていくために買った果物をあげた。別れ惜しいが、感謝の気持ちもうまく伝えられず「日本に来てください。」と片言の英語で伝えた。

“野鳥の動物園・バードパーク”. への1件のコメント

  1. Stauros Yonatan           (スタウロス・ヨナタン) のアバター

    彼女がいるんでランチだけだよー

    いいね: 1人

Stauros Yonatan           (スタウロス・ヨナタン) への返信 コメントをキャンセル