北オホーツクの旅10日目

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2022年8月11日 水曜日

猿払村に激震が走る

 就寝中、深夜に突然、大きな揺れを感じた。地震だ! ここは海岸に近い。大津波が来たら危ない。しかしこの辺一帯は平坦ですぐには安全な場所には行けない。まずはすぐに上流部に車を走らすべきだろうか。

とりあえず、車のNHKラジオで確認しよう。なぜかラジオが聞けないのでNHKテレビをつけよう。不慣れなせいもあって手間取る。こんなことをしてる間に津波に襲われたらおしまいだ。という不安がよぎる。

やっとNHKテレビがついた。地震情報が放映されている。猿払村は震度4で、津波の心配はないとのことだ。ホッとした。発生時間は0時53分で、上川地方北部では震度5強を観測した。

 安堵して車外に出ると、月夜がこれまで見たことがないような美しさだ。広大な地平線の上に円い月が浮かびあがり、雲と川を照らしている。この猿払原野ならではの光景だ。月の撮影に習熟してないことから、この美しさを表現できていないのが惜しい。

1:33

 ガスカートリッジもそこをついていることから、7時頃に朝食のパンを食べた。コーヒーは沸かすことができない。

川向うにはダイサギがやってきた。ここでは初めて見た。アオサギが追い払うが、めげずに戻ってきた。

8:16

オジロワシが飛んできて、川岸にとまった。8:18

キンクロハジロのペアが川面を泳いでいる。8:37

 本日は晴天なり。もうこの辺が旅の潮時だろう。帰路に着こう。

浜頓別に向かうエサヌカ線は、地平線が見渡す限り広がっていた。

10:00

 浜頓別町のA・COOPに着き、天然水やみかん、100%のジュースなどを調達したのち(10:26)、はまとんべつ温泉ウィングで汗を流した。来るときに泊まった、クッチャロ湖畔キャンプ場に隣接している温泉ホテルだ。お湯が循環していないようだったので、かけ流し温泉ではないかと思う。

そして道の駅オホーツクはまとんべつで急速充電した。定額プランの範囲では今月は残り20分しか残っていなかったので11:57から19分、5.3kw充電した。後は美深で普通充電して、自宅まで追加料金なしで帰れたらと思う。

 すぐ近くの寿司屋さんでランチのちらし寿司食べ、南南西に進路をとった。道の駅おといねっぷで休憩がてら2時半から普通充電した。残念ながらここは車中泊禁止なので、美深まで行かなくてはならない。

売店には鹿肉のペットジャーキーがあり、婚約者の保護猫のお土産に買った。駆除された鹿肉が少しでも活かされればという思いからだ。

充電トラブル

 夕方になり、充電ケーブルをLEAFの充電ポートから抜こうとしたが抜けない。力ずくで引き抜こうとしたが、破損してもいけないので、充電器に書いてある連絡先に電話してみた。

しかし車両の方に原因があるのではないかとのことで、メーカーに電話するよう言われた。以前にも急速充電しようとしたが、できなかった時に、タイマー充電がオンに設定されていたことが原因だった事を思い出した。

なのでタイマー充電の設定をオフにしてみると、ケーブルを充電ポートから外すことができた。小さいながら一つの問題を解決することができた成功体験を得た。17:10 まで160分で7.7kwの充電となった。

道の駅びふかに到着し、17:58から普通充電を始めた。往路はキャンプ場代を払って炊事場を利用させてもらったが、今日は道の駅だけ利用で済ませた。車中で就寝。

本日の旅費交通費:0円

“北オホーツクの旅10日目”. への4件のフィードバック

  1. hitomiribeka のアバター
    hitomiribeka

    地震なんともなくて良かった。
    月は凄くきれいに撮れてるよ。
    感動するくらいきれい。

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    1. Stauros Yonatan    スタウロス・ヨナタン のアバター

      事前に地震が起きたらどう逃げたらいいかなとは思っていたんだよね。

      いいね: 1人

  2. violet0902 のアバター

    北方の景色ですね、どこか冬を感じさせる、澄んだ空気感が伝わってきます。

    いいね: 1人

    1. Stauros Yonatan    スタウロス・ヨナタン のアバター

      violet0902様 素敵なコメントありがとうございます。空気感が伝わるなんてとても嬉しいです。今後もよろしくお願いします。

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